肥満の悪影響は?

肥満の人の場合正常な状態に比べて体内の脂肪が多く、それに伴い血圧の異常や糖尿病などの健康障害を引き起こすことも少なくありません。肥満だからと言って必ずしも病気にかかるわけではありませんが正常な男性に比べて様々な病気のリスクが高くなっています。肥満が原因となる健康被害には下記のものがあります。

心臓病での死亡リスクの増加

肥満になると体の体積が増えた分、体に必要な栄養や酸素も増え、全身へ供給する役割をもつ心臓に負担が大きくかかります。また過度な飲食や、運動不足などで肥満となった場合、高血圧、糖尿病などを引き起こしている場合があるため、これらの生活習慣病によってさらに動脈硬化が進行しやすくなり、狭心症や、心筋梗塞などの虚血性心疾患を起こしやすくなります。そのため肥満の人は普通の体型の人の1.5倍の割合で心臓病で死亡するリスクが高くなります。

膝や腰の炎症

肥満によって体重が重くなると膝や腰への負担が大きくなります。椎間板ヘルニアや、変形性膝関節症などを引き起こします。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは睡眠中に呼吸が10秒以上止まることを繰り返す病気です。肥満によって首周りへの脂肪が増えることで気管が狭まることが原因として挙げられます。寝ているうちに無呼吸であると熟睡することができていない状態で、むしろ睡眠中の酸素不足が体に大きな負担を与えています。日中の活動に影響を及ぼしとくに居眠り運転のリスクが上がるため注意が必要です。

生活習慣病

糖尿病や高脂血症、脳梗塞、狭心症など食生活や運動不足、喫煙、睡眠不足など生活が乱れることで起こる疾患にかかりやすくなるとされています。特に肥満のなかでも、内臓に脂肪がつく内臓脂肪肥満型の人が発症しやすいとされています。

婦人科系疾患

肥満によって乳がんと子宮がんのリスクが高まるとされています。エストロゲンという女性ホルモンは卵巣だけではなく脂肪細胞からも分泌されています。そのため肥満である場合はホルモンバランスが崩れやすくなります。また閉経後にもエストロゲンの分泌が盛んとなるため乳がんや子宮がんのリスクを高めます。

肥満はその他にも様々な健康被害を引き起こすとされているので早めにダイエットに取り組み、健康被害を防ぎましょう。